中古戸建をシェアハウス仕様にリフォームした方が良い理由と注意点
についてお話ししていくね!
知られざるシェアハウスの需要とは?
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中古の戸建てへの投資は、
その価格の安さやお手軽さから初心者から上級者まで人気の投資方法です。
そんな中で、中古戸建てをリフォームするのであれば
シェアハウス仕様にするべきだと言えるのは
特に若者の間でシェアハウスの需要が高いことが理由です。
それではなぜシェアハウスの需要はそれほどに高いのか、
その点についてお話ししていきましょう。
短い期間でも退去しやすい
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シェアハウスの需要が高い理由の一つ目は、短い期間でも退去しやすいことにあります。
基本的にシェアハウスは、3ヶ月ほどで退去できる物が多くあります。
シェアハウスに住みたいと考えている方が心配なのは、
見知らぬ複数の方々と仲良くできるかという点です。
もしも反りが合わない方がいても、数ヶ月で退去できるのであればトラブルが避けられる為
気軽にシェアハウスが始めやすいという利点があります。
また、家具や家電などの設備も整っている為、
次の物件を探す間の仮住まいとして使用される方もいらっしゃいます。
回転が速いということは、それだけ原状回復費用が掛かってしまいますが
シェアハウスの物件だと原状回復をしなくてはいけないのは一部屋だけなので
それほど重荷にはなりません。
家賃が安い
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シェアハウスの需要が高い理由の二つ目は、家賃が安いことにあります。
シェアハウスの性質上、キッチンやリビング、バスルームなど
自分の部屋以外の空間は他の入居者さんと共有で仕様しなくてはいけません。
それによって、家賃が安く設定される傾向にある為お金を節約したい若者に人気です。
出会いがある
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シェアハウスの需要が高い理由の三つ目は、出会いがあることにあります。
シェアハウスには色々な人に出会うことができます。
そんな十人十色の中でも、実は趣味が一緒だった方や
職種が一緒だった方などとも出会うことができます。
共通の趣味などがなかったとしても、
普段ではなかなか出会えない仲間に出会えることが利点です。
共有のスペースだけでなく、個人のお部屋も用意されていることから
誰かに会いたい時には共有スペースで過ごし、
一人になりたければ個人の部屋で過ごすなど自由度の高い生活が望めます。
シャハウス仕様にリフォームする際の注意点
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ここまで、なぜシェアハウスが若者を中心に需要が高いのか
という点について見てきましたね。
お手軽さや自由度の高い生活を望めることなどが理由であることが
ご理解いただけたと思います。
ここからは、中古戸建て物件をシェアハウス仕様にリフォームする際の注意点
について見ていきましょう。
耐久性などを重視する
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中古戸建て物件をシェアハウス仕様にリフォームする際の注意点の一つ目は、
耐久性などを重視することです。
中古戸建てをシェアハウス仕様にリフォームする際には、
建築基準法などの法的な基準を満たすことも重要ですが、
中古戸建て物件は老朽化が進んでいることがある為
耐久性や耐震性などに気を配りましょう。
お手洗いやお風呂の数に気を配る
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中古戸建て物件をシェアハウス仕様にリフォームする際の注意点の二つ目は、
お手洗いやお風呂の数に気を配ることです。
シェアハウス仕様の家では、複数の人々が共同で水場を利用することは珍しくありません。
そこで、人数に対してお手洗いやお風呂の数が少ないようであれば、
入居者さんたちの暮らしは不自由なものになってしまいます。
その為、入居者さんの数に対して、お手洗いやお風呂の数は足りているか確認しましょう。
お手洗いやお風呂の数の目安としては、
入居者さんが3〜4人程度の場合で各設備一つずつ、
入居者さんが8人程度の場合であれば各設備二つずつが好ましいと言えます。
セキュリティは万全に
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中古戸建て物件をシェアハウス仕様にリフォームする際の注意点の三つ目は、
セキュリティーです。
複数の人々が共同で生活する場所である故に
残念なことながら盗難事件が多い傾向にあるのがシェアハウスのデメリットです。
また文化の違いで、外国から来られた方が
勝手に別の方のお部屋に入ってしまうことも多くございます。
全ての入居されている方が心地よく生活することができるように、
プライバシーやセキュリティの面で問題がないか確認し、
問題があるようであれば個室に鍵をつけるなど
安全面を強化するようにしましょう。
小型の冷蔵庫を各部屋に設置する
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中古戸建て物件をシェアハウス仕様にリフォームする際の注意点の四つ目は、
冷蔵庫にまつわるトラブルの回避です。
シェアハウスは基本的に冷蔵庫や洗濯機など多くの物を複数人で共有して使用します。
しかしながら、冷蔵庫を共有する際には
他の入居者さんが購入した食材などを間違えて使用してしまったり、
名前を書いておいても外国から来られた入居者さんが気づかず使用してしまったり、
賞味期限や消費期限を過ぎた食材が冷蔵庫に置きっぱなしになってしまったり、
多くのトラブルが発生してしまいます。
そのようなトラブルを避ける為に、
各個室に小型の冷蔵庫を完備し、
使われたくないものなどをそこで管理していただくようにしましょう。
ターゲット層に合った運営をする
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中古戸建て物件をシェアハウス仕様にリフォームする際の注意点の四つ目は、
ターゲット層に合った運営をするということです。
シェアハウス仕様にして入居者さんを集う際には
ターゲット層を決めておき、それに合った運営を行うと集客が行いやすくなります。
その理由は、「コンセプトシェアハウス」という、
特定のテーマが決まっているシェアハウスが最近の主流だからです。
例えばコンセプトを「音楽」に設定するのであれば、
防音設備が整ったスタジオを作り、楽器をおいておくなどすると
同じバンド仲間でそのシェアハウスに入居したり、
音楽が趣味の方々が他の音楽好きと知り合う為に入居したりと
人のつながりで集客が成功しやすくなります。
登録や届出も忘れずに
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中古戸建て物件をシェアハウス仕様にリフォームする際の注意点の五つ目は、
登録や届出を忘れないことです。
中古の戸建て物件にかかわらず、シェアハウス仕様にリフォームした際には
届出が必要になります。
住宅セーフティネット法に準じると、
複数の人々が共同で利用するリビングやカフェテリア、キッチンなどを保有する住宅は
共同居住型賃貸住宅と定義づけられており、そこにも基準がございます。
また、中古戸建てをシェアハウスにリフォームする際には
消防法、建築基準法に準じるための改修工事の必要や
建築基準法に準じた用途変更の申請を行う必要があることもございます。
その際には、検査済証や施工時の図面、書類などが必要になる為
準備しておくことも必要となります。
加えて、シェアハウス住宅を運営する際には、
各都道府県に届出を提出することも忘れないでおきましょう。
まとめ
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