資産価値の高いマンションを保有するべき理由とその条件
についてお話してくね!
資産価値の高いマンションを保有するべき理由とは?
不動産投資において重要な要件とは、「資産価値の高い」マンションを保有すること
であると記述しました。
その理由は、マンションは戸建てとは異なり解体することが出来ないことに由来します。
これは同時に、途中でマンションを手放そうと考えたときに、
売ることが出来ないと駄目であるという事にも繋がります。
それでは、途中で手放しても高く売ることが出来るマンションとは
一体どのようなマンションなのでしょうか。
その答えは、「資産価値の高い」マンションです。
これらの理由からも、資産価値の高いマンションを保有することが
不動産投資において重要であると言えるのです。
資産価値の高いマンションの条件とは?
ここまで、資産価値の高いマンションを保有すべき理由についてお話してきました。
マンションは戸建てとは異なり解体することが難しいことから、
途中で手放したくなった際にも高額で売れる資産価値の高いマンションを保有すべきである
と学びましたね。
ここからは、そんな資産価値の高く、尚かつその価値が落ちにくいマンションの条件
について学んでいきましょう。
マンションの立地条件が良い
資産価値の高いマンションの条件の一つ目は、マンションの立地条件が良いことです。
マンションの最寄り駅から都心や副都心に一本で出られる事が最も良いでしょう。
二路線使用できることも、電車が遅延している際に助かったり、
需要も高くなりますので、これも資産価値を高める為に有効です。
また、最寄り駅がマンションに近い(徒歩10分圏内)という事も立派な武器になります。
その一方で地方間を結ぶローカル線である場合は、
資産価値を高めるのにあまり有効ではありません。
それは、ローカル線に乗って主要駅に出てから都心に向かうとなると、
多くの乗り換えが発生してしまう事が理由です。
災害の危険性が低い
資産価値の高いマンションの条件の二つ目は、災害の危険性が低いという事です。
日本は地震の多い国ですので、地盤が固い地域が最も好ましい為、
地盤が緩い埋め立て地や湾岸地域を避け、
高台などにマンションがあることが最も良いでしょう。
埋め立て地や湾岸地域は津波も多い為できるだけ避けるのが無難です。
また豪雨の影響も考慮し川が氾濫しても影響がないように
標高が低い地域は避け、なるべく標高の高い地域を選びましょう。
基本的に古くからある街は災害の危険性が低いからこそ人が住み続けることが出来た為、
新しくできた街に比べると底堅いと言えます。
一方で新しくできた街にはそれまで人が住んでいなかった理由がそれなりにあり、
地盤が緩かったり価格が落ちやすかったりと難があります。
その為、物件を購入する際には必ずハザードマップを用いて、
災害の危険性が低いか否かを確認しましょう。
学校があるエリアである
資産価値の高いマンションの条件の三つ目は、学校があるエリアであるという事です。
お金に余裕がある方は子供への教育資金を惜しまない傾向にあり、
人気のある小学校などを早くから意識します。
その為、人気のある小学校の学区であるとお金に余裕がある方からの需要がある為
物件価格が下がりにくい傾向にあります。
また、有名な大学が複数ある文京区などのエリアも同様に
子育て世代の流入地域である為街が老けませんので、価格が下がりにくい傾向にあります。
築15年以内である
資産価値の高いマンションの条件の四つ目は、築15年以内であることです。
マンションの価値というものは時が経つと共に経年劣化によって下がってしまうものです。
その為、新しいことに越したことはありませんが、
新築のプレミアムが落ちる為に最初の5年の値下がりが激しく、
築20年を過ぎたあたりで値下がりが緩くなります。
その為、築20年あたりのものをピンポイントで狙う事も良いのですが、
設備の故障リスクや建物が修繕の必要がある場合もございます。
そこでおすすめできるのは、古くても築15年以内であることが良いと言えます。
これは2003年程から設備に目新しい変化がないことが由来しています。
また、築15年以内である方が良い理由の二つ目として
それ以上に築古であると修繕積立金の負債を背負う事になってしまう事も挙げられます。
お部屋が60㎡前後の広さ
資産価値の高いマンションの条件の五つ目は、
お部屋が60㎡前後の広さであるという事です。
お部屋が60㎡前後の広さであると、二人暮らしの方々や、子供が独立した後の夫婦、
子供が一人いる夫婦や、お金に余裕のある一人暮らしの方、
母子家庭、父子家庭の方々にも貸すことができ、守備範囲が広いことがメリットです。
また、50㎡以上であると住宅ローン減税の対象になります。
住宅ローン減税とは簡単に説明しますと、
融資を受けて自宅を購入した際にキャッシュバックするというようなものです。
この住宅ローン減税の適応は
部屋の広さを壁の内側から計測して50㎡以上必要とされていますので
50㎡の物件を購入しても内側から計測して45㎡になってしまう事もございますので
60㎡前後ほどあると安心だと思います。
ただし、それ以上面積が大きくなればなるほど単価は下がりますので注意が必要です。
基本的には60㎡前後であれば問題はございませんので、
ご参考までに覚えておいてくださいませ。
周囲の治安が良い
資産価値の高いマンションの条件の六つ目は、周囲の治安が良いことです。
具体的に言うと、パチンコ屋さんや工場、墓地や火葬場がないことが挙げられます。
工場が周囲にありますと騒音の問題が浮上しますし、
墓地や火葬場はあまりポジティブなイメージを抱かれませんので
あまりおすすめできません。
これらの建物が周囲にあると治安が悪くなってしまう傾向にもあるので避けましょう。
まとめ
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