「中古戸建て」へ投資するメリットとデメリットは?どんな人におすすめ?
についてお話ししていくね!
そもそも戸建て物件に投資するメリットとは?
戸建て物件に投資するなら中古と新築のどちらにしたら良いのか
についてお話ししていく前に、マンションやアパートでなく、
戸建て物件に投資するメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。
ここからは、戸建て物件への投資全般に言えるメリットは以下の通りです。
- 長期的に住んでくださることが多い
- 出口戦略の幅が広い
それではここからは、それぞれの内訳を詳しくお話ししていきましょう。
長期的に住んでくださることが多い
戸建て物件への投資全般に言えるメリットの一つ目に挙げられるのは、
長期的に住んでくださることが多いという点です。
それは何故かというと、戸建て物件の特性はファミリー層に需要があるからです。
ファミリー層はお子さんの保育園や学校の影響によって
生活圏内が長期的に変化しづらいことが特徴として挙げられます。
そして、その理由からマンションやアパートよりも
長期的に住み続けてくださる可能性が非常に高いと言えます。
出口戦略の幅が広い
戸建て物件への投資全般に言えるメリットの二つ目に挙げられるのは、
出口戦略の幅が広いということです。
マンションやアパートの出口戦略と言えば、
基本的に投資家さんに向けた売却というものが一般的かと思います。
しかしながら、戸建て物件は投資家さんに向けた売却にとどまらず、
実需目的、つまり物件を購入して自身で住みたい、という方に向けた売却も行えます。
実需向けの売却では、
投資家さんに向けた売却の値段よりも高額な値段がつく場合も多いながら
同時に出口戦略の幅が広がることがメリットだと言えるでしょう。
中古戸建てへ投資するメリット
中古戸建てへの投資は、価格の安さや管理の手軽さから
初心者の方から上級者まで幅広い層におすすめできます。
ここからは、そんな中古戸建てへ投資するメリットについて
詳しく見ていきましょう。
中古戸建て物件のメリットは以下の通りです。
- 価格がとにかく安い
- 利回りが高い
- リスクが最小限に抑えられる
- 意外と需要が高い
それぞれの内訳を詳しくお話ししていきましょう。
価格がとにかく安い
中古戸建て物件に投資するメリットの一つ目に挙げられるのは、
価格がとにかく安いという点です。
中古の戸建物件の相場は数百万から最大でも2000万円ほどで、
運が良ければ数十万の物件を探し出すこともできます。
マンションやアパートなどを購入するとなると、
数千万から数億かかってしまうことを考えると
非常に安く購入できて運用ができることがメリットとして挙げられると思います。
利回りが高い
中古戸建て物件に投資するメリットの二つ目に挙げられるのは、
利回りが高いという点です。
中古戸建て物件は、とにかく価格が安いことがメリットとして挙げられますが、
それによって融資を受ける額が少額、もしくは殆どないケースが一般的です。
すると、利回りが還元されやすくなるため、
中古の戸建て物件の利回り相場は6パーセントから8パーセントだと言われています。
リフォームなどを行うと、利回りが低くなってしまうこともございますから、
老朽化が目立ちやすい水回りだけ最低限リフォームを行って、
その他の点は入居者さんが好きなようにリフォームできるようにするか、
DIYでリフォームを行うなどにして、費用を抑えましょう。
リスクが最小限に抑えられる
中古戸建て物件に投資するメリットの三つ目に挙げられるのは、
リスクが最小限に抑えられる点です。
先ほども申した通り、中古戸建て物件は非常に安く購入できます。
そのため、融資を受ける割合が少額か殆ど無いケースが一般的です。
普通、家賃収入を基本的な収入にするのであれば、
ローンの返済を行うためにも入居者さんは必要不可欠ですが、
ローンの返済が少額、または殆ど無い場合においては、
入居者さんが入居していなくても損失は殆どありません。
そのため、入居者さんが入らない間ゆっくりDIYでリフォームを行ったり、
空室対策に力を入れたりなど、
余裕を持って入居者さんを受け入れる準備が行えます。
意外と需要が高い
中古戸建て物件に投資するメリットの四つ目に挙げられるのは、
意外と需要が高いという点です。
戸建ての物件は、ファミリー層からの需要に留まらず、
シェアハウスをしたい若者にも人気です。
また、マンションやアパートなどでは気になってしまう
騒音の問題が戸建てにはないことや、
庭がついていることからガーデニングができることなど
戸建てならではのメリットが沢山あります。
それらの需要の高さから、マンションやアパートに比べると
入居者さんが決まりやすい点も戸建て物件のメリットです。
中古戸建てへ投資するデメリット
ここまで、中古戸建てへ投資するメリットについて見てきましたね。
何よりも価格が安いこと、そしてそこから付属的に享受できるメリットがある事が
ご理解いただけたと思います。
しかしながら、そんな中古戸建てへの投資にもデメリットはございます。
そこでここからは、中古戸建てへ投資するデメリットについて見ていきましょう。
中古戸建てへ投資するデメリットは以下の通りです。
- リフォーム費用が掛かってしまう
- 融資が受けにくい傾向にある
リフォーム費用が掛かってしまう
中古戸建て物件に投資するデメリットの一つ目に挙げられるのは、
リフォーム費用が掛かってしまうという点です。
中古の戸建て物件はきれいな状態の物もございますが、
築年数がかなり経っていて経年劣化などが目立つケースも良く見受けられます。
しかしながら、中古戸建て物件のメリットの際にも申した通り
リフォームにお金をかけ過ぎてしまうと利回りが低くなってしまいます。
そのため、リフォームは最低限水回りに力を入れることと、
その他の点はDIYなどで修繕していく事がおすすめできます。
融資が受けにくい傾向にある
中古戸建て物件に投資するデメリットの二つ目に挙げられるのは、
融資が受けにくい傾向にある点です。
融資を受ける際には、建物や土地を担保にします。
その際、法定対応年数に則って融資の期間を定めるため、
築年数がかなり経っていて法定対応年数が過ぎているものなどは
担保の価値が低く見積もられます。
そのために、中古戸建て物件は担保力が低く見られる事が多く
融資が受けづらい傾向にあります。
そのため、中古の戸建て物件は数百万円から購入する事ができますので
融資を受けず、現金で購入することも視野に入れることをおすすめいたします。
中古戸建てへの投資はどんな人におすすめ?
ここまで、中古戸建てへ投資するメリットとデメリットについてお話ししてきましたね。
それによって、中古戸建てへの投資が如何なるものなのか掴めたはずです。
その上で気になるのは、中古戸建てへの投資がどのような人に向いているのか
という点ではないでしょうか。
ここからは、中古戸建てへ投資するのに向いている人の特徴について
お話ししていきましょう。
- 長期的に粘り強く運営できる
- 不動産投資初心者
長期的に粘り強く運営できる
中古戸建てへ投資するのに向いている人の特徴の一つ目に挙げられるのは、
長期的に粘り強く運営できる方です。
戸建て物件はその性質上、入居できるのは一回につき1世帯です(シェアハウスを除く)。
そのためマンションやアパートと比べると、
一つの物件あたりの利益はそれほど高くありません。
そのため、それでも粘り強く着実に資産形成をしたい方におすすめできます。
不動産投資初心者
中古戸建てへ投資するのに向いている人の特徴の二つ目に挙げられるのは、
不動産投資の初心者さんです。
中古戸建て物件は、とにかく安く購入できることから
初期費用はマンションやアパートと比べると掛かりませんし、
不動産の規模が小さいので初心者さんにおすすめできます。
不動産投資を始めたいけれど、初めからマンションやアパートは荷が重い方や
まずは小規模で初めて知識や経験を積みたい方におすすめです。
まとめ
- 価格がとにかく安い
- 利回りが高い
- リスクが最小限に抑えられる
- 意外と需要が高い
- リフォーム費用が掛かってしまう
- 融資が受けにくい傾向にある
- 長期的に粘り強く運営できる
- 不動産投資初心者
「成功するプロ家主は腹の底で何を考えているのか?」
不動産投資のプロとして第一線で活躍する「三島毅久」が書き上げた不動産投資のノウハウが詰まった書籍。
黎明期から6万戸の物件を成功へと導いた筆者が初心者〜中級者のオーナーへ贈る、目から鱗の投資書籍の決定版。
- 本書のポイントをご紹介
- 表面利回りのからくり
- NOI利回り算出方法
- 負動産を富動産にする方法
- 不動産投資を成功に導く7つの心得
- 管理会社の選び方