不動産屋さんから優先的に入居者さんを紹介してもらえる「５つの条件」
についてお話していくね！
入居者さんを優先的に紹介してもらえる「５つの条件」って？
不動産投資をされている方の中では、
どれだけ良い状態の部屋を用意するかに留まらず、
どれだけ物件の情報が流布できるか、という事も死活問題ではないでしょうか。
そんな中で、不動産屋さんから優先的に入居者さんを紹介して貰えたら、
願ったり叶ったりですよね。
そこでここからは、不動産屋さんに入居者さんを優先的に紹介して貰いやすい
「５つの条件」についておまとめしました。
その「５つの条件」は以下の通りです。
- データを事前に用意してくれる方
- 紹介したら必ず決まる物件
- すぐに連絡が取れる方
- 物件案内が不要
- 労ってくれる方
この条件に付いて詳しく解説致しますので、ご参考にお読みいただければ幸いです。
データを事前に用意してくれる方
オーナー様から客付を依頼された場合に不動産屋さんは何をするのかご存知でしょうか？
先ずは、物件の住所、築年数、間取りなどの基本情報を集めたり、
物件に写真を撮りに行ったり、募集チラシを作ったりなどしてから
それらの情報を不動産ポータルサイトに掲載したりします。
例えば、一棟全部の管理委託を受けた場合などは
そこそこボリュームがあるのでそこに時間をかけるメリットがあります。
しかしながら、それが例えばワンルーム一戸の場合であれば
これらの作業を行うのはかなり面倒ですし、非効率ですよね。
その為、仮に貴方様の物件を募集してくださるようになったとしても
情報の掲載は後回しになってしまう可能性があります。
情報掲載を迅速にしてもらうために
上記のような理由がある為、
物件の情報や募集チラシ、物件の外観や内装の写真はあらかじめ用意して、
データで渡すようにした方が良いのです。
データで情報が揃っていれば、後はそのままポータルサイトにアップすれば良いだけですし、
もしもオーナー様がその他複数の不動産屋さんに情報を掲載してもらう場合も
同様に迅速な対応をしてもらえるでしょう。
データにまとめる際にも一度の労力で済みますので、
一石二鳥の気持ちでそのようになさってみるのがおすすめできます。
紹介したら必ず決まる物件
不動産屋さんは、成約率が高い物件を優先して紹介したいものです。
何故なら、その方が効率よく手数料が稼げるため、
営業の方の歩合給も多くなるからです。
一般的には、通常一か月の広告料を二か月分払えば
入居者さんを優先的に紹介して貰えるであろうと言われていますが、
いくら広告料を積んでも、そもそも商品価値のあまりない物件を紹介しても
成約することは難しいですよね。
また、他の競合物件を保有しているオーナー様も二か月分の広告料を支払っていれば
結局は物件や家賃の条件次第になってしまいます。
成約しやすいお部屋を作るには
その点、紹介すれば必ず成約する物件であれば、
広告料を支払わなくとも入居者さんを紹介してくださるものです。
成約率が常に高くなるためにできることは
物件はベストの状態にしておくのはもちろんの事、
ホームステージングなどを行って
内見に来られた方がそこでの生活を想像しやすいように
お部屋作りをしてみることがおすすめです。
または、敷金や礼金をどちらもゼロにしたり、
その他の募集の条件を緩和し、高齢の方や外国の方なども積極的に受け入れるようにすれば
成約率が高くなるため、優先的に紹介して頂けるでしょう。
すぐに連絡が取れる方
お部屋をお探しの人を内見に連れていき、
その場で家賃交渉が入ることも珍しくはありません。
オーナー様に連絡が取れず、
「後ほどオーナー様にお伺いしておきます」とその場をやり過ごされてしまうより
その場ですぐに連絡が取れて、交渉ができた方が成約率は圧倒的に高くなります。
内見に来られた方がいる前で、
「もし今日お申し込みができるようでしたら、3000円程家賃を下げます」や
「礼金をタダにします」というようにカウンターオファーを出せるのは好印象です。
きっと「もしも空室ができた場合には優先的にご紹介させてください」と
不動産屋さんから言ってもらえるでしょう。
これは、このようなオーナー様のレスポンスの速さが、
不動産屋さんの売り上げに直結しているからです。
その為、もしもすぐに連絡が取れなかったとしても、
すぐに折り返しの連絡をして、良い印象を与えましょう。
物件案内が不要
次に気に入られる方法として挙げられるのは、
「物件案内は不要ですので、ぜひ紹介してください」という一言です。
このたった一言だけで
オーナー様の物件をご紹介してくださる不動産屋さんは格段に増えると言えます。
その理由は、通常の物件紹介の際の手間が省けることに帰着します。
通常の案内を行う場合、不動産屋さんは車でお客さんを物件まで案内し、
物件のスペックなどを営業の方からしっかりと説明を受けるのが当たり前ですよね。
すると、お客さんを物件に案内するだけで2～3時間ほど時間が掛かってしまいますし、
それで成約しなかった場合は、骨折り損になってしまいます。
しかしながら、鍵をキーボックスに備えてお客さんのみで内見できるようにしておけば
そのような手間が省けますし、
内見の時間にオーナー様からさりげなく電話を入れて、
条件の交渉をしながらクロージングを行うのがおすすめです。
めでたくそのまま成約すれば、不動産屋さんは手間をかけずに手数料が稼げるので
またオーナー様の物件を紹介したい、という気持ちになって頂けます。
労力を労ってくれる方
やはり、不動産屋さんも人間ですから
労を労ってくださるオーナー様の期待に応えたくなるのは当然です。
まだ入居者さんは決まってなくとも、お茶菓子などを差し入れてくださって、
繁忙期に陣中見舞いをしてくださったり、満室になったら食事会などを催してくださる
オーナー様は絶対に気に入って頂けるでしょう。
感謝の気持ちを言葉だけでなく、
何らかの形で示すことで、ぜひその気持ちに応えたいと思って頂けますのでおすすめです。
入居者さんを優先的に紹介してもらえない「３つ」の条件って？
ここまで、不動産屋さんに入居者さんを優先的に紹介して頂ける
５つの条件に付いて見てきましたね。
それに対して、入居者さんを優先的に紹介して貰えない条件が３つございますので
これも合わせてみていきましょう。
他の業者で決まった時にすぐに連絡してくださらない
もしも、入居者さんが決まったことを連絡しないままだと
どうなるかご存知でしょうか。
そのような連絡を怠った状態ですと、
もちろん、成約したことを知らないまま入居者さんを募集し続けることになります。
その状態で、入居希望者の方から連絡が入り、オーナー様に連絡したところ
「その物件は既に成約してしまったんですよ」とその場で発覚した場合
確実に信用が失われてしまうでしょう。
このたった一回でもマイナスのイメージが付いてしまうと、
優先的に紹介して貰えるのは夢のまた夢になってしまうので
他の業者で入居者さんが決まった場合は絶対に連絡を欠かさないようにしましょう。
手数料を値切る方
続いて、優先的に紹介して貰えない条件として挙げられるのは、
手数料を値切るオーナー様です。
例えば、入居申し込みが入ってから広告料を値切る方もいらっしゃいますが、
これは確実にマナー違反ですのでやめましょう。
もしも手数料の交渉を行うのであれば、募集依頼をする際に相談すべきことです。
しかし、その様にしろ、手数料を値切るオーナー様には
確実にマイナスのイメージが付いてしまうため、
目先のお金よりも、長期の信頼を買うつもりで
手数料は値切らず支払うことをおすすめいたします。
プレッシャーをかける方
連絡を欠かさないことは好印象に繋がりますが、
毎日のように募集状況の確認を行うのはおすすめできません。
これは、大きなプレッシャーになってしまいますし、
営業の方の時間を割く行為ですので、物件を紹介するに至りません。
募集確認をするにしても週に一度程度で十分ですし、
その際にプレッシャーをかけるのではなく、
問い合わせを増やすために条件変更など、できることはありますか、などと
営業の方の意見に耳を傾けるようなコミュニケーションを取るようにしましょう。
まとめ
良好な関係を築いて、入居者さんを優先的に紹介してもらおう！
「成功するプロ家主は腹の底で何を考えているのか？」
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